ジョルジュ・パラントにかんする雑記帖

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 ここのところ、パラント研究は開店休業状態なのですが、もともと余技のようなものなので、間欠泉のように息ながくつづけたいと思っております。
 まえの記事につづいて、またN先生からご教示たまわりました(ありがとうございます)ので、メモしておきます。パラントの著作に数回だけ、説明なくつかわれている「アリスト ariste」という概念についてです。拙訳書ではこれをパラントの造語とみなし、「ギリシア語 αριστος からつくられたもので、『卓越せる者』という趣旨であろう」と註釈したのですが、じつはモリエールの『亭主学校』と『女学者』にそれぞれアリスト Ariste という登場人物が出てくるので、それとの関連は考えられないか、というお話でした。これまた、宿題とさせていただきたいと思います。