ジョルジュ・パラントにかんする雑記帖

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わたしが翻訳したパラントの『個人と社会の対立関係』にかんして、のんきちさんがかねてより書いてくださっていた書評が掲載された、『アナキズム』誌第7号がようやく発売されたとのこと。
のんきちさんが書評を書いてくださったことじたい友情ゆえの処遇だし、しかもその対象はわたしの著書ではなく訳書にすぎないので、なんらわたしの自慢にはならないが、それにしてもパラントの存在が知られる契機がすこしでもあるのはよろこばしいことだ。
パラント「主義」を「伝播」しようとする意図からそうおもうのではない。どこかにまだいるかもしれない潜在的な読み手が、ぐうぜん目にするならば、それは幸運なであいだろう。
わたしじしんも、ほんの4年まえまでは、まさにいまいった意味での「潜在的な読み手」にほかならなかった。

『アナキズム』誌ホームページ
http://a.sanpal.co.jp/anarchism/
より、第7号もくじを転載:


特集:コレクティヴ―共同性の彼岸―
■ 巻頭言 酒飲み話が現実になるとき ………… 森川莫人
■共同性の彼岸―マルチチュードの行方 ………… 久保 隆
■ 集合、その一時性 ……………………………… noiz
■ 幕末のブランキスト―理想主義と空想主義の狭間で―
     ……………………………………… 川田 功
■ 蜂起主義アナキズムに関する覚書……
Killing King Abucus(訳・sk! 森川莫人)
■対立の作法 …………………………… 黒目(有象無象)
■〈組織〉に関する二題(資料)― 戦後アナキスト組織を巡って
戦後日本のアナキズム運動―その特質と問題点としての〈アナ連〉(向井孝)
通俗的アナキズムを超えて
―無政府主義者連盟形成問題に関する私的総括のために    (増本厳)
■ 書評:『個人と社会の対立関係』 …………… 小谷のん
■書評:『大杉栄の思想形成と「個人主義」』…… matu
■映評:映画『アナーキスト』をめぐって minagawa
■ スペインのアナキスト(5)
……………………マレイ=ブクチン(訳・森川莫人)
■「落書き裁判上告棄却は嘘である」…落書き反戦救援会・n
■ 疾風怒濤・戦後アナキズム関係資料2 …解説・川田 功
■ 村からの発信(5)―村と「組合」<後編>…… 吉村正明